首に関する症状の原因の殆どは首にはありません

脊椎障害や頚椎に過度な負担をかけた場合を除き、首の症状の殆どの原因が他の場所(膜の概念)にあります。また、首を揉んだり、スラストをかける事の危険性(法律で禁止されています)を知らない方が多いのに驚かされます。ケースバイケースですので、症状をお持ちの方はお問い合わせ下さい。

例えば「寝違え」の原因は多種多様

日本の整形外科学会のホームページには「寝違え」について下記のように書かれています。

何が起こって痛みが出ているかについては、いろいろな意見がありますが、検査や画像でとらえられるような変化がないのが一般的なので「正確な原因であるという証拠」はありません。

「正確な原因であるという証拠」
これは触診により明らかにされます。

的確な診断がなければ解決しない

朝起きたら首が動かないので「寝違え」と呼ばれます。「首の症状」の原因は生活習慣の履歴にさかのぼり、そこに冷えや特定の寝相(枕を使わない人に多い)が加わって「寝違え」などの急性の症状となります。

考えられる原因は
1、慢性的な肩こりがある。
2、パソコン業務等不良姿勢(顎を突き出す)。
3、首や背中を冷やす環境下にいる。
4、過剰なウエイトトレーニング。
5、うつ伏せで寝る。
6、首の骨を鳴らす癖がある。
7、頚肋など骨格上の問題がある。

など、原因の履歴は様々です。

「首」の圧痛箇所への直接的なアプローチは最小限にとどめる事が大事な理由は、首は「脳」にとって最も敏感に反応する箇所のひとつであり、一例として首を揉まれ続けてきた人の首の組織は、神経や血管を守るために、馬の鞍のように硬くなっています。

原因箇所の特定は綿密な診断が必要です。機能解剖学に基づいた診断と施術により、一度でかなりの効果が期待できるでしょう。

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